2014.09.05

重松清 みぞれ

毎週火曜日に放送されている「あすなろ三三七拍子」をかかさず見ています。
原作の重松清さんの小説が好きで、ドラマ化するとのことで、楽しみにしていました。
期待通りで、楽しんでいます。

重松さんの作品を知るきっかけは、パートナーが自分の読書用に購入した「みぞれ」です。
短篇集で読みやすいし、いい話が詰まってるということで、読みはじめました。
読み終えて、大満足。そこから重松さんの作品をたて続けに読むようになりました。
「とんび」「流星ワゴン」「青い鳥」「ビタミンF」「ナイフ」「疾走」等どれも良い作品ばかりです。

初めて読んだ「みぞれ」は、思春期の悩みを抱える十代。社会に出てはじめての挫折を味わう二十代。仕事や家族の悩みも複雑になってくる三十代。そして、生きる苦みを味わう四十代――。人生折々の機微を描いた短編小説集です。



重松さんの作品には、30代から40代の家族がよくでてくるので、同年代だけに
それだけでも親近感がわきます。残念なのは、重松さんの作品にでてくるような、子どもをもつ
家族のお話、普通の生活をしている家族、そこにある悩みなどは、一般的な夫婦の暮らしから縁遠く、
子どもがいないだけに想像まかせだったりなのですが、たまに子どもがいない夫婦もでてきたりすると、
より親近感がわきます。この「みぞれ」の物語のひとつにもそういう夫婦がでてきたりして、
その夫婦を応援しながら、読んでいたりします。

小説を読むときの個人的な癖というか楽しみ方は、必ず登場人物の声を思い描きます。
このキャラは、あの俳優さんの声だな、この子は、あの女優さん。語り手の声は、あの人。
などとセッティングして頭の中でひとりラジオドラマが始まります。
なかなか声が頭の中にインプットできない時は、YOUTUBEを見て、
その人物の声や話かたの癖を頭の中に叩き込みます。それくらい声のセッティングを楽しんでいたりします。

横道にそれましたが、「みぞれ」のあとがきで、重松さんは息をするように「お話」を書きたい。と
書いてありました。なるほどなと。そのとおりで、日常の延長線上にある物語です。
でもありきたりじゃなく、カフェなどで一人座っている時に、聞くつもりはなくても聞こえてくる、
隣の人たちの日常の話が、すごく興味深く聞こえてくる時のような、そんな物語がたくさんあります。

最近小説を読むような時間を作っていなかったなと思いだし、重松さんのまだ読んでいない作品を検索。
秋もちかいですし、読書モードになりたいと思います。
俳優さん、女優さんの声ストックを増やしておかなくては。

camera:GR DIGITAL2

posted by pen at 23:37 | Comment(0) | Recommend | 更新情報をチェックする
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