2013.10.12

犬島精錬所美術館と犬島「家プロジェクト」| 瀬戸内の風景とアートをめぐる旅 2日目 小豆島〜犬島


←旅行2日目の記事

オリーブ園内のレストランで昼食をとった後、
港に向かい、貸切クルーズにて犬島へ。



犬島は、岡山県岡山市に属し、人口は現在50人、
周辺の4つの島々とともに犬島諸島を形成。
諸島のひとつである、犬ノ島にはうずくまった犬の形に似た巨石「犬石様」があり、
犬島の名の由来となっているそうです。

ここでは、犬島精錬所美術館と犬島「家プロジェクト」を拝見しました。

犬島精錬所美術館

犬島精錬所美術館は、犬島に残る銅製錬所の遺構を保存・再生した美術館です。「在るものを活かし、無いものを創る」というコンセプトのもと作られた「精錬 所」は既存の煙突やカラミ煉瓦、太陽や地熱などの自然エネルギーを利用した環境に負荷を与えない三分一博志の建築と、日本の近代化に警鐘をならした三島由 紀夫をモチーフにした柳幸典の作品、また植物の力を利用した高度な水質浄化システムを導入しています。「遺産、建築、アート、環境」による新たな地域創造 のモデルとして、循環型社会を意識したプロジェクトといえます。



犬島「家プロジェクト」

アートディレクター・長谷川祐子、建築家・妹島和世による犬島の集落で展開するプロジェクトです。2010年、企画展示を目的とした3つのギャラリー「F 邸」「S邸」「I邸」と「中の谷東屋」を公開。2013年、新たに2つのギャラリー「A邸」「C邸」が加わり、それぞれのギャラリーと集落内にアーティス ト5名の作品を公開します。集落に点在するギャラリーは、かつて建っていた民家の瓦屋根や古材、透明なアクリル、周囲の風景を映し出すアルミなど多様な素 材でつくられています。妹島和世は、新たな展示空間の創出にあたり、鑑賞する人と作品と島の風景が一体となるよう建物をデザインしています。




犬島チケットセンターにて、スタッフの方に犬島についての説明を一通り聞いた後、
さっそく犬島精錬所美術館に向かいました。天候はさらに良くなり日差しが強い午後になりました。
チケットセンターから、美術館まで左手には広々とした海と島々が一望できます。
その先には、精錬所跡の煙突が印象的に立ち並んでいます。







歩いて5分ほどで、犬島精錬所美術館に到着。
中に入るとカラミ煉瓦という煉瓦で敷き詰められた工場跡がお出迎えしてくれます。
カラミ煉瓦作りの工場跡を進んでいくと美術館の建物が登場。
建物は建築家の三分一博志さんによるもの。











建物の中に入ると、最初に長い薄明かりの細長い通路を進んできます。
この通路は、大きな鏡が何枚も連なっており、
鏡の反射を利用した面白い仕掛けを体験させてくれます。
何度も通路の曲がり角を曲がっているにも関わらず後ろを振り向くと
曲がり角の痕跡はなく一直線の通路が現れます。
たいへんおもしろかったです。
その通路を通り抜けると、柳幸典さんのメインの作品が展示されていました。


フォト参照元benesse-artsite.jp

柳幸典アートワークについて

かつて日本の近代化に貢献し、隆盛を誇ったが、現在はその跡を残すのみとなった犬島製錬所・日本の近代化に警鐘を鳴らした小説家・三島由紀夫というモチー フを重ね、建築と協働による5つのスペースを作品として展開し、今後の日本のあり方や現代社会について問いかけています。


美術館を出た後、精錬所跡地を探索。煉瓦の建造物にからみつく植物の風景を見ていると
ジブリの天空の城ラピュタをふと思いだしました。









犬島精錬所美術館を後にして、次は犬島「家プロジェクト」を見学。
7つのスポットを周ります。


フォト参照元benesse-artsite.jp

F邸とよばれるアートハウス。名和晃平さんの作品から拝見。
存在感のあるオブジェ達が建物全体にダイナミックに展示されていました。
館内の撮影は禁止されていましたので、外からチラリと見えるオブジェをご覧ください。



民家の中にあるその他のアートハウスも順番にまわって行き、
一時間ほどで一回りできました。

















出発点の犬島チケットセンターに戻り、中にあるカフェで一息。



今回の旅行は、気になる食事も2日ともおいしく食事もいただけましたし、
2日間で、直島の地中美術館、家プロジェクト、棚田、オリーブ園、犬島の犬島精錬所美術館、
犬島家プロジェクトといろいろと見てまわることができました。
アートを見て、しっかり理解できる感性を持ち合わせてはいませんが、満足の2日間でした。



camera:GR DIGITAL2

ブログランキングならblogramにほんブログ村 旅行ブログ 近畿旅行へ


posted by pen at 00:16 | Comment(0) | Diary | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]