2013.10.08

直島「家プロジェクト」| 瀬戸内の風景とアートをめぐる旅 1日目  直島〜小豆島

先週末の土日を利用して、数年まえからずっと行ってみたかった場所、
直島にいってまいりました。
クラブツーリズムさんの「せとうち風景とアートをめぐる旅 瀬戸内アートめぐり 2日間」の
プランにお世話になることに。
直島の港

大阪から目的地まで、新幹線とローカル列車、船を使っての移動。
朝出発してお昼頃には到着し、「からこと号」にのりこみ瀬戸内貸切クルーズ。
瀬戸内海の島々を見ながらの移動の予定でしたが、初日はあいにくの雨、景色は雨の中。
残念です。
直島に到着後さっそく本村エリア「家プロジェクト」の自由見学と
地中美術館の見学となりました。

家プロジェクトについて

「家プロジェクト」は、直島・本村地区におちて古い家具を改修し、アーティストが家の空間そのものを作品化したプロジェクトです。ここでは、それぞれの建物、ひいてはそこで営まれていた生活や日本の伝統、美意識に対峙した空間がアーティストによって形づくられ、永久展示・公開されています。


本村ラウンジ&アーカイブにて、鑑賞チケットを購入し、
角屋、護王神社、南寺、はいしゃ、石橋、碁会所の6カ所を周ります。
中でも印象に残ったのが、角屋と南寺。

本村地区の地図
フォト参照元benesse-artsite.jp

まずガイドの方が、お勧めしてくれた「南寺」から行くことにしましたが、
整理券を配られる人気スポットの為、整理券をいただき、待ち時間に
他の展示を見に行くことになりました。

そこで、宮島達男さんの作品のある角屋へ。

角屋

「角屋」は家プロジェクトの第一弾として完成したそうです。
200年ほど前に建てられた家屋を、漆喰仕上げ、焼き板、本瓦をつかった元の姿に修復。
薄明かりの屋内には、水面が設けられており、水に沈んだ数百個の色鮮やかなデジタル数字が
止むことなく明滅を繰り返している空間でした。さらに奥の部屋には、
大きな窓に大きなデジタル数字がカウントされていました。

宮島達男さんの作品
フォト参照元benesse-artsite.jp

宮島達男さんの作品について

宮島の典型的な作品は、暗い部屋に置かれたLEDのデジタルカウンターが、「1」から「9」までの数字を刻むものである。デジタルカウンターは数千個単位で用いられることが多い。注意すべきことは、デジタルカウンターの刻む数字は「1」から「9」までであって、
決して「0」(ゼロ)を表示しないこと と、その明滅する速度が一定ではなく、個々のLEDによって異なることである。これは、人間が生まれ、死に、そして再生する「輪廻」の東洋的な思想を現代のテクノロジーを用いて表現したものだという。東京都現代美術館に設置された作品『それは変化し続ける それはあらゆるものと関係を結ぶそれは永遠に続く』(1998年)は、関係性、永遠性といった宮島のテーマを作品名に如実に表したものである。


角屋を後にして、整理券を手に入れた南寺へ。
「南寺」は、建築家安藤忠雄さんが建物を設計され、あらたに建てられたものだそうです。
ここでの作品のアーティストは、ジェームス・タレルさん。作品のサイズにあわせて、
建物そのものが設計されたとのこと。

南寺

南寺

待つこと数分。スタッフの方に中での注意事項を聞いて、いざ室内へ。
中は、スタッフさんの案内がなければ、歩くことが難しい暗闇の空間でした。
真っ暗闇の中、壁の感触を頼りに少しずつ前進していき、室内へ。
スタッフさんが定位置まで案内してくれます。
暗闇の中、数分後に前方に白いスクリーンのようなモノが見えてくるとのこと。

ひんやりした静寂の空間の中、数分間の暗闇の中、
確かに前方にスクーリン状のほんのり薄明かりの何かが見えてきました。
ほどなくスタッフの方の解説がはじまり、「前方に見えるスクリーンまで歩いて、
そのスクリーンに手をのばしてください」と支持がありました。

ゆっくりと前方へ歩いていき、薄明かりの光のスクリーン状の壁の前までいき、
手を伸ばしてびっくりです。壁に白い灯りがともされていると思っていたのが、
期待を裏切られました。
そこは壁ではなく奥行きのある空間が続いているのです。
手は壁の奥へ吸い込まれていくような感じです。
その光の壁の奥行きは無限につづいているように目には感じられます。
この光は特殊なライトを使っているそうで、
実は3メートル先に壁があり、
それがわからない仕掛けになっているとのこと。種あかしされてもこの奇妙な感覚はそのままで、
異次元の光の空間を体験しているようでした。

南寺
フォト参照元benesse-artsite.jp

ジェームス・タレルさんについて

作品は、たとえば暗い壁に光を投射して、触れそうで重さもありそうな「光のかたまり」が壁から飛び出ているように見せたり、天井が開いた部屋で空の光の色が時々刻々と変わっていくさまを見せ、それに補色の光を加えて空の色を濃くしたり変えたり、また真っ暗闇の部屋の中に観客を入れて、暗さに慣れてきた頃に光のスクリーンが見えはじめる、といったものがある。

彼の作品は、

1.屋内に設置され、プロジェクターなど人工の光や、天井などからの自然光を使った作品
2.『ソフト・セル』や『ガスワークス』など、人間一人が入り、感覚を遮断したり操作したりする作品
3.光を感じることのできる場所作り(『ローデン・クレーター』)

に大別できる。彼は光と知覚をコントロールしてそれを完璧に体験するために、
インスタレーション方法や展示空間にも細心の注意を払ってきた。多くの場合は、
展示場所に合わせて作品を新しく制作したり形を変えたりする。
また、光を発生させたり個人体験型の巨大機械を作るなどしているが、
技術の使用を強く打ち出すテクノロジー・アートやメディア・アートには分類できない。
彼の場合、使用する機械や技術はあまり高度でなくても、知覚に対して最大の効果をあげることができるからである。


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posted by pen at 20:28 | Comment(0) | Diary | 更新情報をチェックする
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